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□星は輝きをまして
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ほら
また、輝いた。
*星は輝きをまして*
俺の誕生日まで、後30分。
今は、俺と若だけの秘密の場所にいる。
去年まではここで一人、星を眺めていた。
そう。去年までは。
今は大好きな若と一緒に星を眺めてる。
「綺麗ですね」
「…うん。きれい」
こんなにも、若とずっと一緒に居たいなんて思う。
これからも、隣にいてほしい。
来年もまた、若に祝って貰いたい。
「ねぇ、若…?」
「どうしました?」
若が微笑ながら俺をみる。
なんて、綺麗なんだろう。
「ずっと…」
「え…?」
「ずっと、俺の隣にいてくれる…?」
「…はい」
月の淡い光に照らされて微笑む若は、とても輝いてみえた。
「ありがとう」
「…もうすぐですね」
「うん」
後、10秒。
また、来年も
その先も
ずっとずっと
一緒にいよう。
俺も、離さないから。
「お誕生日おめでとうございます。ジローさん」
星は
また、輝きをました気がした。
HAPPY BIRTHDAY...
END
み、短い…!!ごめんなさいー(汗)