ホームステイ小説[last up 06/22]
□ホームステイ小説 レベル8
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絶対,飽きたらルパートもごみのようにポイっと捨てられるのよ!
本当に信じらんない!あの女め!私が何とかしなきゃ!」
本当にエマがルパートを好きなことに全然気付かなかった.
もし二人がカップルになったら,すごく素敵だろうなー!
「ゴメンね,変なところをませちゃった.」
涙を拭いながらエマが言った.
「全然!私はエマを応援するよ!!」
と私が言うと,エマが天使のような笑顔で
「ありがとう」
と言った.なんて可愛いんだろう.
ハーマイオニーも可愛いけど素のエマはもっとカワイイ.
そんなことを思っていると,“グーキュルキュルキュルルー”と私の腹の虫がとてつもない音を立てて叫ぶように鳴った.
恥ずかしい!私の顔がカッと燃えるように熱くなった.
エマはクスクス笑って「そういえばお昼ご飯がまだだったわね!」と言った
そして二人が入ったお店は,テムズ川のほとりにあるロンドンでもおいしくて有名なお寿司屋さんだった.
エマ曰く,ロンドンでは今お寿司がポピュラーらしい.
エマもお寿司が大好きみたい!
二人は日本人の寿司職人の前に向かい合うカウンターに座った.
そういえば久しぶりの日本食だな.
家族は元気かなー?友達も.
今日帰ったら連絡してみよっと!
久々に口にしたお寿司は日本で食べたのと同じくらいおいしくて私を懐かしい気持ちにさせた.
私ってやっぱり日本人なんだなーとつくづく思った.
エマもトロ,サーモン,タマゴなどオーダーしておいしそうに食べている!
日本人の職人さんは英語も堪能で私は尊敬の念に刈られた.
私もこっちにきてから随分とスピーキング&リスニング アビリティーは伸びたけど,彼の様にジョークを言うことが私にはできない.
日本とイギリスの笑いの壺はちょっと違う.
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