えとせとら

□星の王子さま
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僕が空を飛ぶと、君は星を探す。







いつもの様に、僕は逃げる

真っ暗な闇の中で
真っ白な羽を広げる僕を

相変わらず、君は追う



大きな琥珀色の
甘ったるい瞳を輝かせて

その細腕に
僕の羽を掴む日を信じて



でも本当は



君の亜麻色のサラサラと
夜風に靡く髪や

穢れを寄せ付けない
白磁の肌の方が



僕より目立つから

簡単には捕まってあげない



君の前から上手に隠れて

空よりも
もっと近くで

ずっと見詰めていたい



ああ、僕の好きなその瞳は
ずっと星を見ている

僕を探す瞳が、僕を見てくれない

僕が僕じゃなくなったら
その瞳に映れたのかな



でも
きっと。



君が僕じゃない僕を見詰めても

君の琥珀は

ちっとも輝いてくれない。



だから今宵も

大好きな君の為に

僕は道化になろう。








君が僕を探すと、僕は星になる。














……………………………………
初・快白…。
精神年齢が5歳設定っぽいぞ。
見切り発車なのがバレバレ。
あいたたた☆

死ねる…!!

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