◆◇series◆◇

□何徹目ですか、降谷さん?!
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─降谷side─







段々と集中力が途切れていくのが分かる。
少しは休まないと、いや、そんな時間はない。重いため息を溢しながらも手は動かし続けた。









「あーーー、頭が回らない。あれだ、あれ。糖分、糖分が足りない。…ホールのケーキに顔突っ込みたい。」

「降谷さん、……何徹ですか?」

「ん?3徹…いや、4徹か…?」

「いい加減寝て下さい!!」








風見とそんなやり取りをして、ふらつく身体に鞭打って仮眠室へと向かう。

ちゃんと食事もしてるしシャワーだって浴びてるし寝てるつもりなのに。
 






「因みに降谷さん、ゼリーや缶珈琲は食事と言いませんし、ここで寝泊まりしてると言っても転た寝程度を睡眠とは言いませんからね?」

「………あぁ、分かってる」






そもそも液体の摂取だけで生きていこうとするのが間違いなんですよ、とか何とか後ろから聞こえた風見の小言。

珍しく素直に頷いた俺はやっぱり疲れてるんだろう。

  








「取り敢えずシャワー浴びるか…」
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