手枷足枷、愛は鎖。
□淫落
1ページ/10ページ
「いーよ。僕、そろそろ、したかったから」
早遊に
「そろそろ調教したくないか?」
ってふっかけたところ、
そう言われた。
「憂、明日、帰ってくるんでしょ。
それまでに落としてあげる」
早遊は無表情でそう言う。
オレは背筋が少し凍った…ような気がした。
「楽しみ。前々から綺麗だと思ってた。
ほんとは欲しかったけど、憂がダメって言うから」
……これは。
もしかして葉映よりヤバいんやないか。
朔は
葉映に内緒で一昨日と昨日休ませたが、
まだまだ回復はしていない。
「あ…はは」
もう
憂が早く帰ってくるのを
祈るだけだった。
.