新たなる神話

□第1章 新たなる旅立ち
2ページ/12ページ

ティシュトリヤ:私が代わりにお答えします。我が天帝軍の中でも特に優秀で、勇敢な者を選抜致しました。その名もウルスラグナ。

フシャスラワルヤ:あの天帝軍の中でも100人に1人の逸材と言われる・・・

ちなみにウルスラグナとは英雄神。戦いに勝利をもたらす神として崇められている


ティシュトリヤ:彼にミスラ、ラシュヌ、スラオシャの3人をつけようと思います。

アールマティ:なるほど。それならば安心です

天帝:が、油断は禁物だ。それぞれの神々は近くで戦闘が起きた際には、手を貸してやってくれ。


神々が一同に答える

はい。

こうして、悪神討伐隊が組まれたのであった。

そして、こちらは悪神たちの本拠地・・・

一番奥のイスに座っているのが総統アンラマンユ。その左右に2人ずつ向かい合う形で四天王が座っている


アンラマンユ:諸君。我々悪神が強ければ人間どもの心はスサミきる。そして、天界にいる神々の力が強ければ人間どもの心も良くなる。これまで天界の善神どもが強く我々が弱く存在することで人間どもの心も良心が悪心より大きいものが大半であった。しかし、もう我々が善神どもに遠慮する時代は終わった。これからは我々が天下だ。人間どもの心がスサミきることで我々の力も倍増される

アカマナフ:さよう・・・我々が本気を出せば天界など恐れるに足らん


アカマナフは四天王の中でも参謀的な役割を果たしている者だ


アエーシェマ:うむ。アンラマンユ様の言う通りだ。タローマティ殿はどう思われる!?

タローマティ:異論はないわ。でも、問題はどうやって善神どもの力を弱らせるかだわ


アエーシェマは悪魔と言われる悪神で、タローマティは背教の象徴として知られている


ドゥルジ:あら。せっかちね。それを決めるために集まったんじゃないの


ちなみにドゥルジは女悪魔である。ちなみに諜報の役も担っている
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ