新たなる神話
□第１章 新たなる旅立ち
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アカマナフ：そうですな。まずは天界がどの程度動いてくるか、探りを入れてみてはどうでしょうか!?アンラマンユ様
アンラマンユ：して、いかにする!?
アカマナフ：まずは美しい花が多く咲く天界を毒草だらけにしてはいかがでしょう
アエーシェマ：誰を行かせるのだ!?
アカマナフ：ザリチュあたりが妥当かと・・・
ドゥルジ：なるほど。それで、天界の出方を見るのね
タローマティ：それしかなさそうね。
アンラマンユ：よい。やってみよ。ドゥルジっ
ドゥルジ：はい。私の使い魔のハエたちによると、現在、天界を治める神々は｢天帝の間｣に集められている様子。その上、毒草ならば土次第。まずはアールマティが治める所に行くのが妥当でしょう
アカマナフ：ザリチェよ・・・
ブゥゥン・・・ザリチェが姿を見せる。片膝ついたザリチェが口を開く
ザリチェ：お呼びでございますか!?
アカマナフ：聞いていたな!?行けっ!!行って天界に探りを入れてこいっ
ザリチュ：ははっ!!
ブゥゥン・・・ザリチェが姿を消す。
ココは天界でも大地を司る神、アールマティが住む宮殿付近である。一面にお花畑が広がっている。そこを訪れた者は、だれもが心が洗われるという神聖な場所である
ザリチェ：よしっ!!ダエーワたちよっ!!毒草の種をいたる所に植え付けるのだっ!!
ダエーワ：サッキャァーッ!!
ダエーワ：ゲキャァーッ!!
ダエーワとは複数いる下級悪魔たちの総称である
ダエーワ：ハイホーっハイホーっ
ダエーワ：種〜っをう、え、るぞ〜っ!!
ダエーワたちが種を植えて回る。
その頃、討伐隊に悪神の手先ザリチェが現れたとの情報が入った。
スラオシャ：おい、やっぱカッチョいいな。このこの討伐隊の勲章
ラシュヌ：だよな!?どう!?似合ってる!?
勲章をつけてる右胸を突き出してラシュヌが問う
ミスラ：おお。似合ってる似合ってるっ!!オレは!?オレは!?
スラオシャ：な〜に言ってんだ!!ミイラに勲章が似合うわけねぇだろ!!
ラシュヌ：ピラミッドに帰れっ!!あ〜はははは
スラオシャ：あはははは
ミスラ：オレはミイラじゃないっ!!ミスラという天帝様にいただいた立派な名前があるんだ!!