小説
□60lの恐怖と30lの痛み、そして10lの愛情で
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感情が無かったらどんなにいいのだろう
そう思ってやまない
感情がなかったら
「苦しい」
「悲しい」
って思うことが無いもの
そういうふうに生きてみたい
ただのお人形さんみたいに
生きてみたい
もうやだよ
泣くのも吐くのも考えるのも悩むのも
もう疲れた
はやく終わらないかな
こんなくそみたいな自分
こんな腐った人生
はやく終ればいいんだ
もう
ヤダ
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