聖書と天才
□むしろパンツなんていらない。
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コンコン、ガチャ
「ふ〜じ、一緒に朝ごはん食べよ♪」
「ん…英二、おはよ…」
「あれ、まだ布団の中?はやくしないと、朝食食べれないよん」
「あと…ちょっとぉ…」
「だーめ、ほら、早く!」
「やだ。…ねむい」
「全く…えい!」
ガバッ(布団を剥ぐ音)
「ちょ…寒いって!」
「!?…ふふふふふふふじぃぃ!?」
「何…?」
「なんで何も着てないの!?」
「え…?パンツは穿いてるだろ」
「そういう問題じゃなーーーいっ!不二、そんな趣味じゃなかっただろ!」
「ん…だって白石が」
「あの変態エクスタシーが!?」
「健康にいいって…」
「マジで!?」
「俺もやってるからって…」
「それでやったの!?」
「うん。でもめっちゃ寒いんだ」
「そりゃそうだろうね!」
「だから、白石と一緒に寝て…」
「……はあああああああ!?」
「幸村も…入ってきそうになったんだけど」
「ちなみに、二人ともパンイチで!?」
「うん」
「……」
「それで、白石が幸村を追い出して『パンツも穿かないほうがストレスなくなるんやで!』って言って…白石が全裸になって…」
「!?」
「襲ってきそうになったからおなかにチョップしたら静かになったから、僕もそのまま寝たんだ」
「…て、」
「?何、英二?」
「手塚ぁぁぁぁぁぁ!ドイツ行ってる場合じゃねぇぞぉぉぉぉ!!」
「昨日はなぁ…あと一歩やったのに!惜しかったわ…」
「…あの部屋には俺もいるんだけど」
「真田くんの部屋なりなんなり行けばええやん。それに、部屋に居れば不二くんのエクスタシーな喘ぎ声が」
「…その件について、詳細を教えて貰おうか」
「あ、手塚」
「!?」
END
ごめんなさい。ただその一言です。