スマブラ短編
□恋愛映画
2ページ/4ページ
2人は駅の中のホームに入る
『……(手ぐらい繋ぎたいなぁ…)』
ちらっとロイを見るとロイはなんだかボーッとしていた
『あの…ロイ?』
「あ、はい?」
『どうしたの…ボーッとして』
「いえ、特に何もないですよ。そうだ、今日は見たい映画あったんですよ」
『映画!いいねー!』
「なんだか予告を見た感じとても素敵な映画だったので、是非ユンカと見たかったんです」
ロイはニコッと笑う
『(え、笑顔がカッコいいなぁ…)』
そして電車が来て2人は電車に乗り込んだ
「少し混んでますね」
『そうだね』
と、電車が揺れる
『あっ…』
ユンカがバランスを崩した瞬間
「おっと…」
ロイはユンカを抱きとめた
『…ひゃっ…!//』
「大丈夫ですか?」
『う、うん…//』
ロイは大丈夫と聞くとユンカから手を離した
『(えぇ…!?離しちゃうの…!?)』
「………」
ロイはボーッと窓の外を見ていた
2人は電車を降りると映画館へ向かった
『…ふぅ』
イスに座るとユンカは溜息を漏らす
「少し歩きましたし、疲れちゃいましたか?」
『えっ…ええ、まあそんな感じ』
すると映画館が暗くなってくる
「あ、はじまりますね」
『そうだね』
2人は映画に集中した
『(なんだかなぁ…まぁ、初デートだし…初々しいのも仕方ないよね…周りから見たら初々しいのかな…)』
⇒