スマブラ短編

□星空
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『(今日は寒い…)』


風が強く冷たい風がふく
今日は12月30日


『(来るの遅いな…)』


ユンカはとある人と待ち合わせしていたのだ


『寒ッ…(手が冷たい…)』


ブルブルと体が震えた


『何やってんだろ…』

「ユンカ、お待たせしました!」

『…遅い…』

「ごめんなさい、寒かったですよね…」


赤い髪に白いマフラー
普段の騎士の面影がない
コートを着たロイが来た


『ったく……ハックシュン!』

「!」


ユンカは小さなくしゃみをした
そしてまた震え始めた


「…ずっと待ってくれてありがとうございます」

『ホントだよ』


ロイは自分のマフラーをとってユンカの首にまきつけた


『……あったかい…』

「さっきまで俺が着けてましたからね」

『そっか』


今日、2人はいつも住んでいる館を抜け出して夜の散歩に出ていた


「夜っていいですよね」

『そうだね』

「昼とは見える物が違っていて…」

『例えば?』

「そうですね…」


2人は公園についてベンチに腰掛けた


「例えば、星…昼間じゃ絶対見れないですよね」

『そうだね…綺麗…』

「ユンカ…」

『うん?』


ユンカは星を眺めながら返事する


「寒くないですか?」

『ん…寒いに決まってんじゃん』

「ごめんなさい、なにか温かいものでも飲みますか?」

『うん、お願い』


ロイは立ち上がって自動販売機の方へ行った








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