スマブラ短編
□プロポーズ
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「ユンカ」
『…ん?』
2人はクレイジーの部屋にいた
ベッドの上で本を読んでいたユンカは適当に返事した
「結婚するぞ」
『うん…ん!?』
ユンカは驚いて本を閉じた
「俺達付き合って2年経ったんだ」
『そ、そうだね…』
「俺も、ユンカも、もう結婚していい歳だ」
『う、うん』
ユンカはかなり動揺する
「俺は、お前と結婚して、絶対に幸せになれる」
『私もそう思う』
「それにしては不服そうだな、ユンカ」
『いや…突然だったからビックリしただけ(もうちょっといいプロポーズがあったんじゃないのかな…)』
「なら、いいが」
クレイジーはユンカに近づき、ユンカの唇を軽く舐めた
『…ッ!//』
ビックリしてユンカは後ずさった
「可愛いなァ、ユンカはホント…」
『…バカ…じゃないの…//』
ユンカは本をまた開く
クレイジーはその本を取り上げる
『ちょっと、何するのよ!』
「結婚より本の続きの方が興味あるのか?」
『そういう訳じゃないけど』
「じゃあ、俺の話を聞け」
クレイジーは本をテーブルの上に置いた
『ふぅ…クレイジー…』
「なんだ」
『…クレイジーが、結婚にこんな本気になってくれると思わなかった…』
「……好きな女には幸せになってもらいてェだけだ」
クレイジーはユンカに今まで見せたことない優しい笑顔で笑った
『…ッ//(こーいうところ好きだな…)』
「ユンカが俺以外と結婚して幸せになれると思ってない。だったら、俺しか幸せにすること出来ねェだろ?」
『う、うん…』
クレイジーはユンカの額にキスを落とす
『(こんな優しいクレイジー初めてだな…)』
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