スマブラ短編

□誰か助けて!
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お願い、お願いだから……誰か…助けて…

私を助けてください…

まだ、まだこんなところで……


『あの…』

マル「どうかした?」

『お願い…どいて…』

マル「嫌だよ」


後ろには壁
目の前にはマルス

横に逃げてもマルスの反射速度にはかなわず、捕まる

逃げ場なし


『な、なんで…?』

マル「ユンカ…今日こそ、僕と永遠の愛を誓おう」

『い、嫌だああああ!!』


こんなところで……


『私のばーじんは好きな人に捧げるんだあああ!!』

マル「僕はユンカのことが好きだよ」


マルスはニコニコと笑う


『い、いや…まあ…私も…好きだけど…』

マル「じゃあ、ユンカの部屋、行こうか」

『そういう意味の好きじゃないー!!』


と、隣から窓ガラスの割れる音


『な、何?』

ピ「マルス、抜けがけはダメだよ!」

『ぴ、ピット…ここ3階だよ…てゆうか窓ガラス…』

マル「なんのよう?」

ピ「僕のユンカがピンチだったから助けに来たんだよ」

マル「ふふっ…抜けがけはダメとか言いながら「僕のユンカ」とか言うんだね」


マルスとピットの間に火花が走る

ユンカはこっそりとユンカの真後ろにある窓を開ける


『ふふ…仲良く喧嘩してな!じゃあね!』

マルピ「あっ!!」


ユンカは3階の窓から飛び降りた


『(これぐらいの高さなら余裕だね)』


と、地面に落ちていくとアイクが近づいてくるのが分かる


『げっ!!』

アイ「…ん…?」


アイクはユンカに気づきさっと体型を変え、ユンカをキャッチしようとする

見事、アイクの腕の上に落ちてユンカはアイクにお姫様抱っこされる形になった


『あ、あはは…アイク、ありがとう…』

アイ「…お安い御用だ…」


アイクはふっと笑う


『じゃ、じゃあ、ありがとう…またね…』


ユンカは降りようとするがアイクはユンカをがっしり抑えて降りれない状況に








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