長編
□FE覚醒
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『ふあ……』
ユンカは大きなあくびをした
『さーて、今日の占いは?』
ユンカはたまたま誕生日の月日ごとの占いを見ていた
『………366位、か』
閏年を含めたランキングで最下位だった
『本当に悪いことが起きそう、最悪』
ユンカは学校に行くために靴を履いて玄関からでた
登校していて、携帯を見た
『あれ…画面がうつらない…』
『信号が目の前で赤に…』
『電車ちょうど行っちゃった…』
『今日、学校の開校記念日で休みだった…』
『もう…さいっあく!!』
ユンカはじめんに転がっている石を蹴った
『どうして今日はこんなについてないの…』
ユンカの足はコンビニに向かっていった
『お菓子でも食い漁っちゃおうかなー!!もう!!』
大量にお菓子を買った
『友達呼んで女子会でもしよっと…あ、でも…今日の運の悪さだったら誰も来ないか…』
またため息をついて残り36円の財布を見つめた
カバンにはパンパンのお菓子
それも甘いものばかり
チョコレート、カステラ、グミ、バウムクーヘン、ハイチュウ……
『はぁ……ガイアが同じ世界にいたら一緒に食べてくれるんだろうな…』
ボソッと呟いた
『なんてね』
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