長編
□シリアス☆ブレイカー
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陽の光が眩しい朝
『………眠い…』
時計を見ると9時半を過ぎていた
『……遅刻…』
遅刻と分かっていながら急がずにゆっくりと仕度する
『…ふあ……(あくびが止まんない…)』
なんとか支度を終えて、外に出た
が、服を着替えていない
スウェットに通学用のカバンというなんとも言い難い格好
『…ふあぁ…』
何も気付かず、大きなあくびを1つ
しばらく歩くと、最寄駅につく
『……!』
スウェットを着ているのに気付いた様子
『…まぁ…いっか……』
そのまま地下鉄のホームまで向かっていった
途中途中、色んな人に見られたけど気付いていない様子
『(……眠い…………zzZ…)』
《まもなく、ライモンシティ行きの電車が参ります、黄色い線の外側でお待ちください》
『…zz………あ…来た…』
電車に乗り込むと、周りの客は誰も電車に乗っていなかった
『?』
少しだけ違和感は感じたが特別怪しむこともなく
『……………zzZ…』
眠りに落ちた
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