スマブラ短編

□星空
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後ろから男性の声が聞こえる


『(聞いたことある声…)』


パッと振り返ると
見覚えのあるアイクとマルスの顔


アイ「ユンカ…?」

マル「こんな夜に何やってるの?」

『星見てるの』

マル「1人で?」

『ううん、ロイと』

アイ「…ロイか」

『今、温かい飲み物買いに行ってるけど』

マル「ユンカとロイは付き合ってたの…?」


マルスはすごく嫌そうに笑った


『全然』

アイ「…そう」

マル「なんだ、よかった。ユンカとロイが付き合うなんて考えたら、僕、ロイを切っちゃうところだったよ」

『ロイを切るの…?』

マル「もちろん」


マルスはニコニコと笑っている


アイ「…マルス意地悪」

マル「えっ…?僕が意地悪だって…?」

アイ「…ユンカとロイ…両思いって知ってるくせに…」

『えっ…?両…思い…?』

マル「…ぼ、僕は、そんなの認めてないからな!」

アイ「…ロイ…帰ってくる前に…帰ろう」


マルスが嫌そうにギャーギャー言ってたがアイクがズルズルとマルスを引きずって行った


「ユンカ、買ってきましたよ」

『おかえり、ロイ…』


ユンカはさっきアイクが言っていた両思いという言葉が頭から離れていない


「おしることコーンスープ、どっちがいいですか?」

『…コーンスープ(なんつーチョイスだ…)』

「はい、どうぞ」


ロイはコーンスープを渡した

ユンカは缶をあけてコーンスープを飲み始めた


『(まぁ普通においしいけどさ…)』

「おしることか、コーンスープとか…冬って感じがしていいですよね。夏でもあったりしますけど、こういうのはやっぱり冬に飲みたいですよね」

『…そう言われればそうかも』


ロイはおしるこを飲み始める








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