マリオ短編

□私が僕で…?
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L「ユンカー、起きてー!」

『ん…』

L「もぅ!昨日、夜更しするからだよ!」

『…だって見たいテレビあったんだもん…』

L「シーツ洗うから起きて!」

『…お願い、明日にして…』

L「明日、明後日、明々後日は天気悪いから今日中に洗いたいの」

『んんー…』

L「もー…しょうがない、掃除を明日にするからソファーで寝てていいよ」

『…ありがとう』

L「…ったく…(ったく、寝ぼけた顔がホントに可愛いんだから…)」


とある3人兄妹のお話


『ふあー…眠い…』


ルイージはシーツや、洋服を洗濯機にかけた


L「よし、これでひとまずオッケーっと…」


ルイージがリビングに戻るとユンカはソファーでぐっすり眠っていた


L「何時まで寝たんだか……ふあー…僕も早起きして眠くなってきちゃった…」


ルイージはユンカが寝ているソファーに寄りかかった
そのままウトウトとし始め…
眠っていた









M「ただいまー」


マリオが家に帰ってきた


M「洗濯機に洗濯物残ってる…干してないじゃないか…」


マリオはリビングに行った
寝ているユンカとルイージを目撃する


M「ルイージ…こらっ!」


マリオはルイージをぽかっと殴った


L「痛い!……痛いなマリオ…」

M「は…?なんでお前が俺のことマリオって呼ぶだと…?」

『んー…どうしたの…兄さん…?』

M「ど、どういうことだ…?」


マリオは頭の中が真っ白になる


L「なんか体が重い…なにこれ…」

『へ…僕がいる…』

M「ユンカ、いつの間に僕っ子に…!?」

L「あれ、私がいる…」

M「ルイージが私…?」

L「『??』」


ルイージとユンカは鏡を見た


L「『…えぇぇええぇ!?』」



***



M「つまり…ユンカ」

L「う、うん…」

M「ルイージ…」

『うん…』

M「入れ替わったと…」

L「そういうこと…」

『どうしよう兄さんー…』

M「ええい近づくなルイージ!」

L「ちょ、ちょっと…私が言われてるみたいで嫌なんですけど…」

M「あああ、ややこしい!」









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