マリオ短編

□休日
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「ん〜…」


朝おきてノビをするディメーン


『……zzZ…』


隣で寝ているユンカにそっとキスを落とした


「今日もいい日になりそうだね」


ディメーンはいつもより上機嫌だった



冷蔵庫の飲み物を取りに行ってふぅとひと息をついたころ、ユンカがやってきた


『おはよう、ディメーン!』

「ん、おはよ、ユンカ」


ユンカはディメーンの隣に座りディメーンのコップに入ってる飲み物を飲んだ


『おかわり』

「ご飯じゃないんだからさ〜それに僕が飲んでたやつだよぉ」

『喉渇い……た…』


ユンカは喉に手をおいていかにも喉が渇いてると言いたそうなポーズもしている


「久々の休みなのにね〜」

『だからこそ私に尽くしなさい』

「ユンカ普通に喋れてるじゃん」

『カハッ…カハッ…!!の、喉が…』

「はいはい」


ディメーンはコップを持って冷蔵庫に向かった

そして飲み物をついでユンカのいるリビングへ行った

リビングへ行くとユンカが倒れていた


「何やってるんだい?」

『………』


ディメーンは自分の持ってきた飲み物を少し飲む


『………』

「眠いのかい?」

『…死体ごっこ』

「へ〜」

『あ、ちょっと…!』

「ん?」

『私に興味持ってよ…』

「んー(こういうとこがどうしても好きだな〜)」

『なんで考えるのよー!!』


ユンカはディメーンを揺さぶる


「あ〜、飲み物が溢れちゃうよ」

『ダメ』


ユンカがコップを奪った


『ねえ』

「なんだい?」

『どうして私が死体の振りしてるのに驚かなかったの?』

「眠くてまた寝てるのかと思って」

『反応なかったから明らか死んでるでしょ!』


ユンカが頬を膨らます


『突然私がいなくなるかもしれないんだよ?……いいの?』

「そんなことないからね〜」

『分からないよ?もしかしたら私、突然この城からいなくなっちゃうかもよ!?』

「へ〜」

『それでも心配って言ってくれないの!?』

「うん」

『…酷ぉい…』


ユンカは少し涙目になり目がウルウルとする


『うぅぅ…』

「あのねぇ、ユンカがいなくなったら僕が生きていけると思う?」

『…!!…ディメーン…!大好きー!』


ユンカはディメーンに抱きつく


こんなかんじでユンカをいじったりしてディメーンは暇な休みを潰している









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