マリオ短編

□Only
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星1「「ユンカが俺かジーノ以外と結ばれませんように」…やっぱ久しぶりだから変な願いが多いなー…」

「(マリオ……)」

星2「というか…さっきからユンカがなんとか〜って願いが多いな」

星1「「ジーノに会えますように」…コレは?」

「!! そ、その願いを流すんだ!!」

星2「わっ!なんだ?急にどうしたんだよΘΣБ‖」

「頼む…その願いを…」

友「ダメだ」

「なっ…」


ジーノの友達はその願いを捨てた


友「ジーノってΘΣБ‖のことなんだろ?そしてコレはきっと地上の人の願い…叶えてはダメな願いもあるんだ、よく考えろ」

「………」


―…やっぱり地上には戻れないのか…


「(ユンカに会えますように)」


次の日の夜


星1「えーっと…「ジーノに会えますように」」

星2「昨日その願いはダメって言われてボツにしなかったか?」

星1「そのはずだが…「ユンカに会えますように」…コレは?」

友「その2つの願いはボツだ」

星1,2「はーい」


ジーノは地上を見ていた


「(僕の人形を抱えて…また泣いてる…)」

友「おい…手伝えよ!」

「(海賊のジョナサン・ジョーンズに会いに行ってる…ユンカけっこう信頼してたしね)」

友「おい…聞いてるのか?」

「(……ユンカに会えますように)」


1週間後


星1「あー!忙しいなぁ…」

星2「「ジーノに会えますように」またこの願いか…」

友「・・・・・・」

「(ずっと…僕のこと思ってくれてるんだな…)」

友「いい加減手伝えって…」

「(星の降る丘…懐かしい場所に行くんだね…)」

友「おい…スルーって…」

「・・・・・・(ユンカに会えますように)」


1年後


「(今日は昼寝したのか…起きるの遅いんだな…)」


ジーノはクスッと笑った


「(今日もジョナサンの所に行くのか…あ、空に向かって何か言ってる…)」

星1「「ジーノに会えますように」…この願い…1年ぐらい毎日きてるな…」

星2「そろそろ叶えてもいいんじゃないか?」

友「・・・・・・」

星1「ほらこの「ユンカに会えますように」って願いもきてます…」

友「おい、ジーノ…だっけか?」

「・・・・・・」

友「本当に何もしないな…この帰ってきてからの1年」

「・・・・・・」

友「そこで…お前に新しい指名を授ける」

「・・・・・・」

友「地上に行って惚れた子を幸せにさせろ」

「えっ…!?」

友「やっと口を開きやがった…おい、その2つの願いを流せ!」


“ユンカに会えますように”
“ジーノに会えますように”

この2つは地上で流れ星になり星降る丘へ流れていった


「行って…いいのか?」

友「願い流しちゃったのは取り消しは出来ないからな」

「ありがとう…」


ジーノは地上へ降りていった


友「もぅ…アイツ帰ってこないのか…」

星1「そうだな」

友「…友達がいなくなるのは…寂しいものだな…」

星2「・・・・・・」







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