マリオ短編
□“信頼”
1ページ/8ページ
「付き合ってほしい」
そういうと彼女はすごく嬉しそうな笑顔で笑った
『ありがとう!ディメーン!大好きだよ!』
「んっふっふ〜♪僕もだよ〜♪」
彼女はいつも明るくて、可愛くて…
仲のいいお姉さんが1人いる
いつも楽しそうにすごしている子だった
ディメーンとユンカは早速、明日、デートの約束をした
そして早くも次の日
約束の場所午後7時にユンカは先にきていた
「ずいぶん速いね〜」
『楽しみにしてたんだもん!』
彼女はニッコリ笑った
『ディメーンはいいなぁー…空飛べて…』
「飛んでみたいのかい?」
『うん!気持ちよさそうじゃない?』
「なんだ、そんなの簡単だよ〜」
ディメーンはユンカをお姫様抱っこの形にして空に浮いた
『わっ…//』
「どうだい?」
『すごい…気持ちいい…』
ユンカはぎゅっとディメーンに抱きついた
「(ユンカほど可愛い子、ドコ探してもいないね〜♪)」
『今日は空が綺麗…空飛んでるから…今にも星に手が届きそう…』
ユンカは空に向かって手を伸ばした
「じゃあ、もっと近づいてみるかい?」
『えっ?あ、そっか!ディメーンは移動得意だもんね!』
ディメーンは瞬間移動で山の頂上まで行った
『わっ…すごい…!星が…もう目の前にあるみたい…』
「ココ綺麗だよね〜♪ユンカと一緒に来たかったんだ〜♪」
『ありがとう!こんな素敵なところ…嬉しい!』
ユンカは心の底から笑っていた
いつも笑っているディメーンも更に笑っていた
『で、でも…寒いね…』
「こうすれば温かくなるよ〜」
『わっ…//』
ディメーンはユンカをぎゅっと抱きしめた
『ディメーン…//』
「まだ寒いか〜い?」
『ううん…もうぽっかぽかだよ…嬉しいっ♪』
「ならよかったさ〜」
抱きしめる力を少しだけ強くした
ユンカは満足そうに星を眺める
「さすがに僕が温めるっていうのも限度があるからね〜…ユンカの体も冷えてきたからそろそろ山を降りようか」
『えっ…』
「大丈夫、いつでも連れてきてあげるよ〜ユンカが風邪ひいても嫌だし、下山しようか」
『分かった!また連れてきてね!』
「分かってるよ〜」
ディメーンはまたユンカをお姫様抱っこし、瞬間移動した
人気の少ないところまで移動し、ユンカを降ろした
「この後は何かしたいことあるかい?」
『したいこと…うーん…たくさんありすぎて決められないなぁ…時間もちょっと限られてるし…』
「そっかー…じゃあ、そろそろユンカを家までお送りするよ〜」
『分かった!ゴメンね、少ない時間で…』
「気にしないでいいよ〜♪いつでも会えるんだから〜♪」
ディメーンはユンカにそっと手を伸ばした
2人は恋人繋ぎで帰っていった
そしてユンカの城の前
『ディメーン、今日少しだけだったけど、ホントに楽しかった!ありがとう(ニコッ』
「楽しんでもらえてよかったよ。じゃ、オ・ルボワール…」
ディメーンも帰っていった
⇒