マリオ短編

□オワタ。
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とりあえずクッパ城について扉の鍵を閉めずにオイラの部屋に入って財布とぱすもをカバンにいれて急いで駅に向かった


走って改札抜けようとしたら「ピンポーン」と音がなって止められるし…

走って階段登ったら電車きててラッキーって思って乗ろうとしたら扉が目の前でしまるし…

人身事故で電車が遅延して来るのが10分後だし…

最悪だ…
なんて言い訳しよう…


あっ!!
扉の鍵閉めずに着ちゃった!!
帰ったらクッパ様に怒られる…


「はぁ…」


パッと時計を見たら1時10分だった
40分の遅刻…

と、とにかくなんとか急いでユンカに連絡とろう!!
久々のデートで帰られちゃったら…オイラ…情けないってか…面目ないってか…

と、とりあえず!!
あそこに公衆電話がある!!
財布を開くと…小銭がない…

あそこの売店で札を崩そう!!


「あ、あの…この飴ください!」

店「105円になります」

「はい」

1000円札を売店の人に渡した


店「895円のお返しね」

「ど、どうも!!」


そしてまた公衆電話に向かった
10円玉を1枚入れた

…ユンカの番号…なんだっけ…?
彼女の携帯番号ぐらい覚えろよオイラぁぁぁああ!!!!

ぐぅ…もう…
とりあえず行くしかない!!






―20分後






「着いた…」


なんだか…人が多く感じるな…
待ち合わせ場所から何度キョロキョロ見渡しても見つからない…

あ…そうだ…
コンビニで携帯の充電器を買おう…
…最初からこうすればよかったな…


充電器を買って携帯に差し込んでみた
ユンカからメール着てるかな…


「着信履歴3…全部ユンカ…メールは…なしか…」


絶対嫌われたなぁ…オイラ…

トボトボとコンビニから出たら


『ミニクッパ…!!』

「え?」


目の前にはユンカの姿


『ドコいたのー!?遅かったから心配したよ!もしかして迷ってた?』

「え、あ…いや…」

『でも会えてよかった!携帯も通じないし…ホントによかった…来てくれないかとも思っちゃったよ…』

「ご、ゴメン…」


あぁ…オイラのこと…
こんなに心配してくれてたんだ…


「ユンカ…」

『ん?どうしたの?』

「ありがとうな…」

『何が?』


とりあえず
携帯の充電は
前の日に
ちゃんとしよう。

コレだけは学んだ。
うん、学んだよ





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