マリオ短編

□あなただけの執事
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ある日のレサレサのお屋敷


執(セバスチャン)「レサレサお嬢様」

「なにかしら?」

執「今日、新人の執事がまいられるそうですな…?」

「そうですわね。それがどうかしまして?」

執「い、いえ…(わたくしよりもレサレサお嬢様と親しい関係になったらどうなるか覚えておいてくださいよ…)」


20分後…


「遅いですわね…」

執「そうですね…」

『バア!!!!』


ビクッと後ろを振り向くセバスチャンとレサレサ


『遅れて申し訳ありません、お嬢様、Mr.セバスチャン…でも私は20分前からお嬢様達の後ろにずっといましたよ?』

「なっ…ユンカ、どうして言わなかったのですの?」

『執事の仕事というのがよく分からないもので…とりあえずお嬢様に楽しく生活してもらおうと思って驚かしてみました?いかがでしたか?』

「…最高のおもてなし感謝しますわ」

『お褒めの言葉、ありがとうございます』


3日前
マリオとの旅が終わった

仲間のみんなはそれぞれ自分の場所に帰ると言った


M「みんな、ありがとうな」

桃「みなさん、本当にありがとう」

カメ(カメキ)「マリオさん、今度からはちゃんと守ってあげてくださいよ?」

M「おう!分かってるぜ!」


ピーチ姫とマリオはキノコ城に帰っていった


その後
クリオもカメキも
他のみんなもそれぞれの場所に帰っていった

そのうちの2人はその場に残っていた


「…あなたはどうするんですの?ピンキー」

兵(ピンキー)「うーん…あたいも行きたいところあるからなぁ…」

「寂しくなりますわね…」

兵「あ、そうだ!レサレサさん、紹介したい人がいるんだけど…」

「あたくしに紹介したい人?」

兵「よかったらついて来て!」


レサレサはピンキーの言うとおりについていった

ついたところは
ノコブロスの砦


「ココって…前にあなたがつかまっていたところじゃなくて?」

兵「そうよ!ユンカー!出てきてー!」


レサレサが頭に?マークを浮かべながら見ていた


『バア!!!!』

兵「「きゃあ!?」」

『ピンキー、久しぶりだな。冒険はもういいのか?』

兵「うん、もう終わったわ」


目の前にはタキシードの服を着たテレサ
ピンキーが“ユンカ”と呼んでいたからきっとこれが名前だろう


「(か…カッコいい…ですわね…)」

『…あれ…もしかしてレサレサ様?』

「あ、あら…あたくしのことご存じなのですのね」

『そりゃあテレサの中じゃ有名ですしね。お嬢様としても、美人としても』


グッとレサレサに近づくユンカ


「やっ…ちょっと…!!//」

兵「ユンカ!レサレサさんはお嬢様なんだから!!生意気なことばっか言ってちゃダメじゃない!」

『ゴメンよ、ピンキー』

兵「いくら同じだからって意地悪ばっかしちゃダメでしょ?」

「(お、おんな…!?)」

『わかった、わかった、悪かったってば』


ピンキーとユンカは話を進めていく
レサレサは一人で色々考え込んでいた


『じゃあ、ピンキー。君は自分の家に帰りなよ』

兵「そうするわ!またね、ユンカ」

『あぁ、またな』


ピンキーはノコブロスの砦を出て行った


『お嬢様はこれからどうするんですか?』

「あ…あたくしは…」

『はい』


レサレサはプルプルと体を震えさせた


『レサレサお嬢様…?』

「あ…あなた…3日後に…あたくしの屋敷にきなさい…」

『はぁ?屋敷?』

「いいですこと…?私の屋敷に来て…あたくしの執事になりなさい!!」

『なんでそんなことしなきゃいけないんだよ』

「い、いいから!!仕事しなくてもいいからあたくしの側にいなさい!!」


勢いで言ったレサレサはハッとして自分の口をふさいだ


『…分かりました、レサレサお嬢様の執事になります。執事って男の仕事なのに女の私で大丈夫なのですか?』

「え、えぇ…あたくしがなんとかしますわ」

『楽しみにしてます、お嬢様』







ということがあった







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