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□小悪魔小娘シリーズD大久保利通編
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『……小娘』
『はい』
先程まで私の小言にうなだれていたはずの小娘が、私のシャツの釦を外しながら花がほころぶような笑顔を見せる。
私はひとつ溜息をつき、後ろ手に縛られた己の手を見遣って、小娘に問いただす。
『…これは何だ』
『何って…結束バンドです』
悪びれることもなく、ふわりと笑う。その手はシャツの釦を外し終わり、私の胸の突起に触れ始めた。
『くっ…何だ…それは』
小娘は私の胸に寄り添って、右手で私を弄り左手で縛った私の手をさする。
『どう説明したらいいのかしら…長いコードとか、紐とかをまとめて縛る道具…かな。コードって言っても分かんないかなも…ふふッ』
私は…自分の眉尻がぐっと上がるのを感じた。
『…しかし…ふざけるのも終わりだ…小娘…これを取れ。』
『イヤです』
膨れっ面を見せたかと思った直後、弄っていた尖端を唇で食み、舌でねっとりと捏ねくってくる。
『勃ってる…』
『うッ……つぅ』
小娘は舌と指で愛撫を続け、その刺激はそのまま腰へと集まってゆく。
『…大久保さん…』
愛撫を止め小娘が私を見つめる。その手は服の上から私の牡に触れた。
『苦しそう…』
くすりと笑い、小娘はキュウッと私を掴む。
『ん…あぁ…』
『パンパンになってる』
私を翻弄する小娘の目は女の欲をまとい、私の下半身に身につけたものを取ってゆく。意に反した私の牡は褌の中で天を向き、小娘の愛撫に泣き始める寸前だ。
『…小娘…止め…ろ』
『大久保さんのココ、こんなに喜んでるのに止めるなんて…イヤ』
キュッと握られ擦られ、私の牡は更に喜びビクビクと震える。
『………んんッ…』
私ともあろう人間が小娘の手練手管に奥歯を噛み締め堪える時が来るとはな…。
ならば、しばしの間この身体…小娘にあずけよう