FINAL FANTASYV*
□Trust
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「眠れないのか?」
後ろから声を掛けられて、レフィアは思わず肩を震わせた。
声のした方を見やると、左に前髪を垂らした見慣れた顔。
「…まぁ、ね」
それがルーネスだと分かると、レフィアは視線を元に戻した。
少し遠くに、天高く…それこそ雲をも突き破らん高さで聳える、美しい塔に。
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