小説
□監督を崇める会2
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部活も終わった後
ひっそりと毎日行われていた会があった。
午後8時
サッカー部部室にて
「本日も円堂監督を崇める会を初めたいと思います。」
雷門サッカー部の部長異神童拓人が前に出て言葉を切る
「今日は何の話し合いですか?」
手を上げてきちんと待ってから疑問を問うたのは、一年の松風天馬だ。
「それを今から決めるんだろ?」
さも当たり前の事の様に答えたのは、神童では無く
彼の幼馴染み、霧野蘭丸だった。
「霧野の言う通りだ。何か意見がある者は居るか?」
神童が何時もより生き生きと言う
「俺から一つ」
口を開いたのは、松風と同じ一年の剣城京介だった。
「何かあったのか剣城?」
全員の目線が剣城に集中する。
「いや。只、●月〇日からロー〇ンで、けい〇んフェアやるらしい・・・・」
剣城が言い終わると
皆、訳分からず顔で剣城を見た。
「それが何か関係あるのか?」
代表さて神童が問う
「いや。只、俺達も円堂監督フェアをやっても良いんじゃ無いかと・・・」
剣城が歯切れ悪く言う
「ナイスアイデアだ剣城っ」
霧野が瞳をキラキラ輝かせながら賛成する
「俺も賛成です。キャプテン」
松風も瞳をキラキラさせながら言う
「確かに、円堂監督のミニ人形とかマグカップとかetc.欲しい」
発狂しながら神童も賛成する
「問題はどうやって作るかだが・・・」
発狂している神童に続く様に剣城が口を開く
「それは任せてくれ」
鼻を抑えながら神童が言う
「じゃあ、フェア当日は輝も呼んであげよう」
松風が黒い笑顔を浮かべる
「そぉだな。今日は休みやしいが、崇める会のメンバーだしなっ」
霧野が続けて言う
「でわ、開催は〇月●日で大丈夫か?」
神童が聞くと三人が頷く
「じゃぁ、今日は此処までで解散する」
神童が口を切る
その後、監督グッツを持っている部員が何人か居たとか・・・