長編
おじいちゃんは言った。
「うちの家系は魔法使いなんじゃぞ?」
おじいちゃんの頭、おかしくなっちゃったんじゃないかと思った。
あたしは見た。
「…嘘…でしょ?」
自宅の地下に眠る沢山の本。
彼女はいった。
「杏ちゃんの選ぶ道が杏ちゃんにとって正しい道なんじゃない?」
何故か、涙が止まらなかった。
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