BOOK

□solider and children
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第二次世界大戦直後、東西が二つに分類された。冷戦の始まりだった


アメリカ兵とソ連兵の闘い、互いの殺しあう理由は愛国心



その中で血にまみれた姿でM870(ショットガン)を使用している茶髪の青年・目は緑で少し髪が荒れていた、年齢は23,24であろうか


彼の名はローチ・ラクタ― 


アメリカ陸軍部隊では少尉だったが腕は色々な面で天性だった。




闘いはアメリカ軍の勝利



部隊を仕切っていた男、迷彩帽子、わずかな赤い髪も見えている彼はヴィンス・ガープス



帽子を外すとトゲトゲ髪で正直に言うと鶏、チキン大佐の悪口もあった


「皆、ご苦労でだった、後はこの町にいる物を捕らえ、黄色い目のもった物は連行し目を傷つけぬように連行しろ、いいな」


はっ!と全員が敬礼をした


「ローチ」



「なんでしょうか大佐」


ヴィンスとローチは師弟関係のようなものにあり、
お互い信頼していた


「すまないがR2の捜索を一人で頼めないか?死傷者が多い」

「任せて下さい!」

とローチは六軒の家を回っていく一、二軒目の家には誰もいなかった、三、四軒目には人はいたが黄色い目はいなかったので捕獲だけですんだ、五軒目…


「…動くな」


一人の男が佇んでいた



「今すぐに手を挙げ、頭を地面につけろ」


ロシア語で言うが男は全く聞かない、おい!と言おうとした瞬間だった男は刃物を振りかざした


「何!?」


ギリギリで回避・・・そして



「…すまない」



M870の照準を合わせ、銃声の後薬莢の落ちる音がこだました。


六軒目血で汚れた体を気にしながらドアを開けた


「…(人は…こんなにも簡単に死んでいいのか…?)」



ローチには迷いがあった、そのきっかけは二週間まえのこと・・・
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