魅射
□六章
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「出ていくなんて、言うな。」
政宗はそう言った。
そしてさらにぎゅっと、抱きしめた。
『政宗様は、私のことを気味が悪いと思いませんか?』
「なぜだ?」
何故か私は、この人ならこのことを言っても大丈夫な気がしたのだ。
呪いのことを・・・
しばらく見つめ合い、私は一つ一つを語りだした。
夜は、まだ長い。
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