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□不思議の国の総悟くん
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ある晴れた日、総悟は通りを歩いていた。
「大変アル。急がないとスーパーの酢コンブのタイムセールが終わってしまうアル。」
後方から神楽が、定春に乗って走ってきた。
今日はなぜか、いつも神楽の頭についてるパオの代わりに、ウサ耳がついている。
「おい、チャイナ!ちょっと待ちなせぃ。なんでウサ耳なんでさぁ〜?
 つーか、俺と勝負しろ、チャイナ。」
と叫びながら、総悟は神楽を追いかけていった。

総悟が、神楽を追ってスーパーに行く途中、団子屋の前で新八と山崎が変な格好で喋っていた。
「二人ともなんですかぃ?ピンクと紫のボーダーのペアなんて…どっかのバカップルですかぃ?
 それにしても、悪趣味な色ですねぃ」
「あ、隊長!大変です!副長が…」
「土方さんがどおしたんでぃ?どこぞの攘夷志士に殺られたんですかぃ?」
「なに怖いこと言ってるんですか!? 銀さんと土方さんがケーキ作り対決してるんですよ。」
「問題は副長が作ってるケーキなんです。クリームにマヨネーズで作ってるんですよ〜。
 隊長、なんとかしてくださいよ〜。」

「何で俺なんでさぁ?」
「隊長しか頼める人いないじゃないですか」
「近藤さんは、姉上のストーカーしてますし…」
「隊長お願いしますよ〜」
「しょうがないですねぃ。わかりやした。
 で、どこでやってるんでぃ?」
「これ住所です。隊長お願いします。」
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