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□いつもの道で
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宮「……ふう、まだ走り足りねえな、走るか「あのー、すみません、ボク、とても困ってマース」
宮「どうした?…!…あんた、ヴォルグさんだよな」
ヴ「ハイ、…あなた、宮田一郎選手ですネ?会えてよかっタ!」
宮「(…リングの上の時と全然違うじゃねえか…人ってこんなに簡単に変われるのか?)」
ヴ「宮田、どうしましたカ?」
宮「…何でもないよ、それで…困っているみたいだな、どうした?」
ヴ「あ、そうでしタ、たまには、幕之内に挨拶しに行かなきゃって思っテ…でも、幕之内の家、まだよく分からない、だから、道に迷ってしまいましタ……」
宮「…そうか」
ヴ「よかったら、道、教えて下さイ!」
宮「……悪いけど、俺もよく分からないよ、じゃあな(案内したら幕之内が出て来そうで嫌だ)」
ヴ「ああっ、待って下さい、宮田!ボク一人、とても困りマス!」
宮「……ちっ(走る)」
ヴ「………分かりました、…ボク一人でも、頑張りまス」
宮「…………(止まる)」
ヴ「………?」
宮「…ああ、くそっ!いいよ、案内するよ!ついてこい!」
ヴ「え、いいんですカ?あっ、ありがとうございまス!」
―一歩の家―
宮「ほら、着いたぜ、じゃあな」
ヴ「本当にありがとうございまス!宮田!」
宮「(ったく…声でけえよ、幕之内に気付かれるじゃねえか)」
一「え、宮田きゅん?!(ガラッ!!!!)」
宮「(……ヴォルグさん、何やってんだよ……逃げるしかねえな(全力で走る)」
一「宮田きゅん?!宮田きゅん、待ってよおお宮田きゅうううん!!!!(全力で走る)」
宮「来るな!来るなあああ!」
ヴ「…………幕之内、ひどいでス、…………せっかく挨拶にきたのニ」
一歩はこの後ちゃんとヴォルグに謝ったそうです←
すみません、初の会話文がこんなので
(´・ω・)