icebound shangrila

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オイオイなんか不味いことになってんじゃないのコレ。ちょっとォ、なんなのその不敵な笑みはァアア‼
ていうか飢えてるって何!
アッチの意味なのかやっぱりアッチの意味なんだよねコレェ!
だって団長、馬乗りになってるもの!私の両腕まとめ上げてるもの!ものっそいエロい顔してるものォオオ!!あ、元からか。





「ちょ、団長ったらいくらなんでm「とっとと飯作りなヨ、腹減ってしょうが無いんだから」



「飢えてるってソッチィイイ!?ガチで飢えてんのかよ!ってかさっきスパゲッティ食べたばっかじゃん‼」



「アンタ舐めてんの?あんな量で俺の腹が満たされると思ったら大間違いだヨ。さ、早く俺を満たしてヨ」


「オイややこしいいい方すんなよ!勘違いしちゃったじゃないですかさっきィ!何 飢えてるって!そういうお年頃なのかと思ったわ!発情期なのかと思ったわァアア‼」


「そうやってすぐにアッチの思考に走るアンタの方が発情期迎えてんじゃないの?真っ盛りじゃん。悪いけど、アンタの頼みは聞けないな」



「誰も頼んでねーよ。どいてくださいまだ髪の毛乾かしてないんだから」



「優先順位を考えなヨ。何より団長命令が先だろ?」



「駄目です!髪の毛の自然乾燥は髪が傷むもと!美容の大敵なんです!」



「そんなに髪が傷むの嫌なら、最初からなければいい」



「オイなに恐ろしい発言してんだァ!やめろォ!あああああ訂正します!やめてください神威団長様ァアア‼」






手加減てモノを知らないのかァアア!
オイこれ、髪の毛どころか顔の皮まで引っ張りあげられてっぞォオオ!
よっしゃ、顔の小じわが無くなる!なんてワケ無いだろォオオオオ‼
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