バトテニ 短編

□一生のお願い
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幸村、


起きろよ。



お前さん、こんな状況で寝るなんてありえんじゃろ。





起きろ。




起きて、俺にキスして。









一生のお願い。










こんな時くらい、聞いてくれたってええやろ。






「一生のお願い・・・・じゃ・・・キスしろ・・・ばかゆきむら」






銃の弾全部捨てるなんて、ふざけとるやろお前。





それで自分が撃たれたら、元も子もないぜよ。





「ゆき・・・・っ・・・むら・・・・っ」





いなくなるなんて聞いとらん。






置いていかんで、









一生のお願い。







――――――
 (仁王、一生のお願いだ)
(俺が死んだら       )




――――――
幸村の一生のお願いは始まる前、荷物を取りに行く前に言ったんだと思ってください。
そういう妄想です。


このあと、仁王は後を追って死のうとしますが柳生と柳にとめられます。
そして、結局優勝します。誰も殺さずに。
でも、帰っても普通の生活は送れなかったのでこの場所に戻ってきて、幸村が死んだ場所で自殺します。

ていうのを誰か書いて。

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