短いの(腐)

□練習後の秘密
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「お疲れ様っス」


「おぅ、お疲れ」



練習後のロッカールーム。

皆が着替えをして、片付け、帰っていく。



気がつくと、もう俺とザキさんしかいなかった。






「椿、」


突然ザキさんに呼ばれ、振り向いた瞬間、ザキさんの柔らかな唇が俺の唇に触れた。




唇に触れる程度だと思っていたのにザキさんがなかなか唇を離してくれなくて、俺は息をするのがやっとだ。




「はぁっ…ザキさ………んっ」


少し唇が離れたかと思うとまた強引に唇を重ねられて、俺は何も言えなくなってしまう。




そうしてゆっくりとザキさんと角度を変えながらキスしていくうちに、口の中に何か熱いものが入ってくる。



舌……?
俺はこんなキスは今までしたことがなくて……どうしたらいいんだろう?




そんな俺の気持ちを知っているのか、ザキさんはゆっくりと俺の舌に自分の舌を絡ませてくれた。





夢中になってキスをしていると、突然唇が離れて、ザキさんがこっちを見つめてきた。



さっきまでの雰囲気からして、俺はなんだか恥ずかしくなってしまう。



きっと今の俺の顔は真っ赤だ……


そう思うと余計に恥ずかしくて、俺は深く俯いてしまう。





「椿…………いいか?」



いいか?
その意味は自分でもわかっていた。



「…は、はい………でもここ、ロッカールーム……」



俺がそう答えた途端、俺の体はザキさんにゆっくりと倒された。



「お前が声、我慢すりゃいいんだ。」







丁寧に服を脱がされ、俺の体に緊張が走る。


ザキさんが俺の体に顔を埋め、丁寧に舐めていく。


体を舐められる度に俺の体はびくんっと反応してしまって恥ずかしい。



そうしてザキさんは首から鎖骨、鎖骨から胸元へと、どんどん下へと移動した。










「あーやべぇ、早くしなきゃ」


「全く、忘れ物しないようにちゃんと確認しろよなー、せっかくの合コンなのに」


「はいはい、すみませんねー」










「…ちっ、ガミさんとタンさんだ……椿、隠れろ」



「えっ?……でも俺、入れなっ」




言い終わらないうちに、俺はザキさんに押し込められてしまった。




「おー赤崎、お前今まで何してたんだ?」



「しかも、上半身裸だし」






「シャワー浴びてました」






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