短いの(腐)

□過ち?
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あ、あれ、なんでいま、こんな格好になっているんだ自分は…



何故か今の世良は赤崎に腕枕をされていた。


曖昧になっている記憶を手繰り寄せて状況の整理をした。




(えーっと、昨日は…赤崎と椿と3人で飲んで、明日オフだから今日はのもーぜーって自分から言い出して…飲んで飲んで飲んで飲んで飲んで飲みまくった後、椿が部屋に戻るっつった後……あか、さ、きがやけに真面目な顔し、て…っ!!!!!!)



「お、俺、告られたんじゃん…!!」


事態が飲み込めて隣にいる奴の方を向く。

まだ起きていないと、じっと顔を見つめた。



「(切れ長な目で背ェでかいし、さりげない気配りもある生意気な後輩の癖して…)…かっこいい、よなぁ…」


「ん、、、」

「うわっ」



呟くとまるで聞こえていたかのように空いている手を腰に回してきた。




や、やばい…昨日の自分が超ハズいわ…



「まじ、ありえない…「なにがありえないって?」ふぇ?!」


「うっス、世良さん。はよ」

「あ、お、おは、おはよ、う…つか赤崎、どっから起きて…っ」


どうやら呟きは独り言ではなかったらしい。





ぱくぱくと口を開閉する世良に、普段は見せないような柔らかい笑みを浮かべて頭をなでた。

「世良さんが寝返り打ったときに目ェ覚めた。いろいろ百面相してて面白かったッスよ」

「〜〜〜っ!!!!っの、バカ崎いぃっ!!」


世良は真っ赤になりながら叫び、また布団の中にうずくまった。

すると上から優しい声音が降ってくる。

「バカなのは世良さんだよ」

「なんだっ、て…っんぅ…ちょ、や、ぁっ…か、むなよ…っ」


「…どうせ練習休みなんだし、いいでしょ」

首を咬みながら言う赤崎の吐息が当たってくすぐったい。世良は首をすくめた。

「っ、俺、げんか、ぃ…」

「じゃあ、やめる?」


「やっ…」

「やだ?やめたくないの?」



「あ…さき、の…ッ!!…」

「…ん、世良さん、どっち?」

赤崎は意地悪くわらってそのまま世良のを口に含んだ。起用に動く舌で愛撫された体は言うことを聞かなかった。

「っはぁ、はぁ、……………ばか」

「、ははっ、まだイケますよね?」

「…っ、好きにしろよ…!」

世良の言葉とほぼ同時に赤崎が口をふさいできた。











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