2年後からの海

□だってスカートめくりがしたくなったんだもの
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 おれは両手を使ってゾロの“スカート”を腰の上まで捲り上げる。

「見ろよゾロ……なんだよこの恥ずかしい、格好…」

「…!っ、……や…」

 ゾロはマジでよほど恥ずかしいのか腕で自分の顔を隠していたが、抵抗しようとはしなかった。

 おれは、そんなゾロの臍をペロペロと舐めてやる。

「…あ…っ」

「……ふふふ、すげーなゾロ、お前のが、おれの喉、ノックしてる…」

「…………ふ、…」

「し・か・も、ヌルンヌルンだぜ…。触ってほしいって、…呼んでるみてェだ」

「…〜〜〜〜〜っ////」


(……♪)

「いいコト、考えた…」

 おれは思わずニヤついて、それから、手で持ち上げていたゾロの服の裾を奴の顔まで持っていき、その唇にツンツンと当てた。

「う………?」

 顔全体にハテナマークを貼り付けたゾロが薄目を開けておれを見る。

「ゾロ、これ、左右二つとも自分でくわえとけ」

「…?…あ゙??」

「自分の口で押さえてアソコ丸見えにしろって言ってんだ。できるだろ?お前、口で刀だって使えるんだからこんくらい余裕だよな?ほら…」

「あ……ぐっ…」

「ヘッヘ〜、離すなよ。おれの頭の上に落ちてきたらお仕置き。おれ、お前のかじっちゃうぜ」

「…っ!!…んん〜…!」

 真剣に布を口いっぱい頬張ったまま、必死の目つきで抗議するゾロ。

 バッカだなァ、んな、痛ェこととかおれが本気でするわけねーじゃん。

 でも…ちょっときっかけを与えてやりゃあすぐ言いなりなんだ。馬鹿正直で天然にエロっちい、ホントサイコーな奴…

「フフ、お前ってか〜わいいよな、ゾロ…」

 おれはゾロの先端に溢れている粘ついた液体に口づけ、拭うように吸い付いた。

「んっ…ン……!」

 壁に寄り掛かっているゾロの膝がガクッと少し崩れる。


「おっ…と、動いてもいいけどしっかりくわえてろよォ〜?落っことしたら承知しねェかんな…ヘヘッ」

 おれは口内でゾロのものを躍動的に舐め上げ扱きながら両手を乳首に伸ばしていく。
 ゾロのヤローは男のくせに、そして日常的にこんな胸のはだけた服を着てるくせに、乳首がすげェ敏感だ。
 おれ以外の奴に間違って触られちまったらどうすんだよ、敵と戦ってる途中に「あンッ♪」とか言っちゃったらどうすんだよ、な〜んて、たまに考えたりするおれ。

「んっ…、んう〜……っ、…っン、んん…」

 顔をすっかり紅潮させたゾロが堪らなそうに身をよじり、その手がおれの頭を掴む。


 邪魔な被服を、脱がすのではなくそいつの口に持たせる。これはなかなかエロいシチュだ。

 そしてそれはゾロもそう思っているようで…―――おれの指先でコリコリになったその感触と、口の中で隆々と脈打つそのものが、ゾロの興奮をジンジンとおれに伝える。

「んんんーーっ…!!ンッ…んう〜〜!ン、っう、…んー…!!!」


 いつもならゾロはもう少し声を抑えようとするが、今日は自由に口を開けられない状況だからか、いやそれとも単に感じまくりってとこなのか、なんだか随分と大胆に声を漏らしている。

「…気持ちいい?……ゾロ」

 愛撫を止めないように気をつけながらそっと聞いてみる。


「ん……、
 …………っ、

 …うん……」


(――――!!////)

 お…、ヤベすっげえクラリと来た。ゾロが普通に「うん」とか言いやがった!どうせ何言ってもハッキリ聞こえねえと油断してんのか?それとも…よっぽど……

よっぽど…――――


「ハアッ……、ッ、…ゾロ…ッ…」

 おれの動きも勢いづいて、頭が白くなってくる。

「うっ……ン、…っふ、……っ、ンンー…」

(ゾロォ…―――!!)
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