企画モノなど
□腹巻きチューな二人
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(“拍手”からの引越)
※epoqueのclap絵を見てて突発的に思いついた、あのシチュに至るプロセスとそのあとww
……………………………
ゾロが甲板で寝ていた。かなり爆睡中のようだった。しかし何やらモソモソとした腰まわりの明らかな違和感にさすがに目を開ければ―――腹巻に顔を突っ込んだ状態のサンジが、そこにボテンと横たわっていたものだからあんぐりと呆気にとられる。
「…………コック。何してる」
「…昼寝」
「じゃなくて!!…なんでそこでそうやって寝てんだよ」
「んー…なんかほら、安眠マスクっつーか…」
「アホか!ほっ…他の奴らは」
「出かけてる。お前だけだ。んじゃなかったらこんなことしねェよ…」
「う…、まァなんでもいいから出ろ!伸びる!」
「……。
…お前さ。世界一の剣豪目指す奴が腹巻のゴム伸びるどうこうを気にするなんて、なーんか……ちっちゃくね?」
「Σうるせェよそおゆー問題じゃねえだろすり替えんな!っつーか変なトコでボソボソ喋ってんじゃねェ!!」
「…ん〜……ふふふ…」
歌うような笑い声を伴って。ふいにズリズリと腹巻ごと、サンジの頭が上昇してきた。
そうかと思うとパッとゾロの腕もくぐらせて、なんだかあっという間に“二人で一緒にハラマキかぶった”みたいな格好になった。
「ほらゾロ、これどう?目隠しカーテン完成。これなら誰かに見られても平気…」
(――――――チュッ)
「――!!…ってアホか!むしろめちゃくちゃ怪しいワ!////」
「そお?でもなんか嬉しそうだよお前、フフーン♪」
「バカ!もっ…離…」
「ヘヘッ」
――突然ヒョイと腹巻が外されて、見ると唇の片端だけ上げて不敵に笑うサンジ。
「うっ…?!」
「んじゃ、ゾロ、目隠しはヤメ。…堂々とヤりましょ」
(――――??)
「はあっ?!!なんでそうなるっ…やっ、やだよ甲板でとか、無い!ムリ!…ってオイ触るなっ!!やっ…やめ…ろって、…う……、だれか、いきなり帰ってきたらっ…どーすんだよっ…!」
「んー………
………そん時考える」
「それで済むかァーーー!!!!!!!//////」
おしまい。
(…って最初に書いた時はここでおしまいだったのですが、あとから後半戦を足しました♪次頁⇒)