2年後からの海

□え、2年間こんなことを?!(笑)
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S「ミホーク作、っていう自筆サイン入りの脚本みてェなモンを手に入れた」

Z「…????

…なんだそれは」

S「んー…まだちゃんと読んでねェが要するに、お前に対してやらしくアレをナニする様子のシナリオだな」

Z「ってオイ!なんにも要されてねえ!全く意味わかんねェし…つーか!1000歩譲ってそんなようなモンが存在したとして、なんでてめェが入手してんだよメチャクチャじゃねーか」

S「あれ?毎回このくれェなノリでやってきたと思うが今さらそーゆーこと言う?あれだろこれは…今は“らくがきの小部屋”に保管されちまった『お頭ハピバ』とかいう会話文の中のミホークのセリフ参照ってやつだろ」

Z「オイオイオイ…コックお前、今ものすげー勢いのわざとらしさで“初めて読む人のために説明しておこう”みてェになってたけどそれってどうなんだ」

S「あァ?!そんなことよりお前、おれというものがありながら二年間ずっとこんなコトばっかしてたのか?」

Z「するかあ!!フザけんなッ!」

S「あーそうかよ。えーっとちょっと…読んでみようか」

(以下しばらく、サンジによる棒読み)
Z:あんっミホーク、こんな…格好、やだ…写真なんてっ…やっ…ダメェ〜

――ロロノア、ヌード写真を撮られて体を震わせる。

M:フハハハ…嫌だ嫌だと言いながら、ここはこんなになっているじゃないか。撮ったぞ、ここもバッチリズ〜ムイン!で撮ってしまったぞ

――おれ、ロロノアの可愛いそれを幾度もツンツンする。

Z:んっ…そんな…!あっ…あっ…気持ちイイ〜…焦らさないで…もお…もお我慢できない…早く、扱いて、後ろも挿れてえ

――ロロノア、潤んだ瞳で娼婦のようにおねだり。おれ、優しくかっこよく馬乗りになる。

M:うん…ゾロ可愛い…。どうだ、こうか?挿れてやるぞ…。これがイイのか?……うおっ、なんだこの涌き上がる快楽の泉は!ミラクルフィット!ミラクルフィットにも程があるっ!お前のココときたらまるでおれのモノ専用の鞘のごとしィィ〜〜ッ!ゾロ…ああなんて可愛いんだ…可愛いよゾロ、ゾロ、ゾロ、可愛い…ゾロ

Z:ああ〜っ!もっと…もっと突いて擦ってミホークゥ〜

M:ゾロ…好きだゾロ、ゾロォ〜…ッ





S「……………

 ……………

 ……セ、セ、

センスねえ〜〜…(憐;;;)

  …なんか…あいつビックリするほどセンスねェのな…。普段やけに芝居がかったセリフ喋ってるわりによ…

 …って何?!なんかお前モジモジしてねーか?まさかっ…こんなんで疼いてんじゃねェだろうな」

Z「ちっ…ちげーよアホ!んな…、んな馬鹿馬鹿しいモンはどうだっていいんだ!お前のっ…お前の声がおれの名前をしつこく連呼するからだろっ」

S「…え……

なっ、なになに?ちゃんと聞いてなかった!もう一回お願いしますっ。(ななななんでお前今日そんな素直な感じなんだ?キャーッ)」

Z「(キャーて…)……や、二度と言うかよバカ!」

S「なんでだよ…オイこっち向けよ。……ゾロ。おれの目ェ見て?」

Z「うっ…ち、近ェよ…」

S「そりゃ近いよ…キス、しようとしてんだ……」


Z「…!っ、……んん…っ…ん、…ふ……」





S「(ハアッ…)………ゾロ……しよ」

Z「………」

S「……しよ?」



Z「っ…見過ぎだ!なんなんだよそのツラァ!おれにどうしろっつーんだ…」

S「あ?…んーと、おれが『しよう』って言ったらそのまま始まるんじゃなくてさ、お前に『はい、しましょう』的なことを答えてほしいかなァなんて…」

Z「う…それだ!ちょうど今おれァそう言おうとしてたんだ。でもお前が言っちまったからもういいだろ」

S「Σ嘘つけェ!!

……フン、まァいい。来いよ。…こっちに来い、ゾロ」


Z「…………
  …………

    ……はい」


S「ブッ!!!!
もっ…もっかい言って。今の返事、もう一回お願いしますっ…/////」

Z「いっ痛ェ痛ェ!いきなりのしかかんなバカッ…!」

END

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