purewitch
□第一話
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三人並んで江戸の町を歩く。
ふと上を見上げると太陽を背に、屋根の上に立つ男の姿が見えた。
林檎は立ち止まり、黙って剣に手を添えた
「?何やってんだィ、林檎」
沖田と土方は林檎の視線を辿り、男の姿を見つけた。
その瞬間、男が屋根から飛び降り、林檎に斬りかかった。
「あの日の恨み!死ね、薔薇の林檎!!!!
はああああああっっ!!」
林檎は男の剣をかわし、後ろに回って背中を斬りつけた。
崩れ落ちる様に倒れる男。
「林檎…?」
「瞳孔、開いてんぞ」
倒れた男を見下ろしながら、剣をしまう林檎。
取りあえず、男を路地裏に引きずり込んだ。
「周りに人が居なかったのが不幸中の幸いだな」
「ごめんなさい…」
「いや、正当防衛でさァ」
「ハナシ、聞かせてもらえるか」
「うん」