purewitch

□第四話
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目を覚ました林檎の目の前には、剣が光っていた。


「………!!?」

「勝負しようぞ。林檎」

「なんだ…桂か。びっくりしたぁ」


林檎が言うと、静かに剣をしまった桂。


「今日は銀ちゃんの看病しなきゃだから無理」

「銀時がどうかしたのか!?
いや、心配などしておらんぞ!!ただ気になるだけで…」

「しっかり心配してんじゃんか」


林檎は黙って銀時と神楽が寝ている部屋を指差した。

桂は襖を開けて中に入る。


「銀時…」

「……ん、ヅラ?」

「ヅラじゃない、桂だよぉ…」


…キャラ変わってないか!?


「朝から姿が見えないと思っていたら、包帯グルグルでまるでミイラ男のようではないか!!
白夜叉ともあろう者が全く情けない…」

「ホントだよ………」

「なんだ、今日は素直だな」

「銀ちゃん、大丈夫?」

「ん、あぁ」

「銀時、一体どうしたのだ?」

「イメチェンだよ、イメチェン」

「「………」」

「なにその目ェェェ!!」


隣で寝ていた神楽も起きて、林檎はキッチンへ向かった。
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