戦国BASARA

□嫉妬
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「今回の戦働き見事であったぞ三成」

秀吉は三成に甘くキスをし「これからも我の成す天下の為に頼んだぞ。」と去っていった。

私はこの時のために戦うのだ…この時のために…


「三成様、半兵衛さがお呼びです。」

夕方のことだった。
私は半兵衛様に呼ばれたことを嬉しく思いながら、呼ばれた武器庫に行った。

武器庫に入ると半兵衛は居なかった。
三成は狭い部屋の奥に進む。


「待っていたよ、三成君。」

半兵衛の声と共に部屋の戸が閉まった。

「半兵衛様、用とはなんでしょうか?」

「君と秀吉の関係は知っているよ。」

「!?」

「君と秀吉が家臣と大名以上の関係だとね。」

動揺する三成をよそに半兵衛は続けた。

「僕は秀吉を愛している
君以上に、だから僕は君と秀吉の関係が許せない。」

半兵衛は手にした剣をムチ上にし、それを三成に向けた。
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