フリー小噺
□耐久レース
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花和莉
「優しいところが好き。あったかいおててが好き。ふんわりな声が好き。作るご飯が好き。頑張り屋さんなところが好き。笑顔が好き。ぎゅうしてくれるのが好き。とにかく好き。いっぱい好き。全部好き。たくさん好き。まだあるよ?あのn」
紫
「花和莉花和莉、一回休憩しよう?ね?絶対みんなびっくりしてるから」
緋織
「…花和莉…ここ…でし、……か……喋れない…から…」
紫
「うん、わかる。すごくわかるけど…やっぱりいきなりだとびっくりしちゃうよ…うん。…大体誰のことを言ってるかわから」
花和莉
「?ゆい姉だよ?」
紫
「…まぁ、考えたらね…わかっちゃうよね」
緋織
「こ…こ……自慢…するか、…ら…」
紫
「自慢?」
緋織
「……ゆい姉…の………自慢…」
紫
「ゆい姉自慢…いっぱいあるけど…」
緋織
「…うん…僕、も…ある……」
花和莉
「大好き、大好きっ、すっごく大好きっっ!!(超笑顔で力説)」
紫
「わっ、すっごく力が入ってる」
花和莉
「だってここでしかお喋りできないもん…」
紫
「…まあ、ねぇ?花和莉はお喋り出来ないもんね、声が出ないから…」
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