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□★シロツメクサ(L)
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「ちょっと…何ですか?」

訊きながらもLは行為をやめようとはしない。Lのキスは耳を甘噛みすると可愛い声が上がる。そしてそのキスは首筋に移動した。
キラ事件に赴く前にはその首筋にはキスマークがあったのに。消えてしまったそこに同じくキスマークをつけた。いつもよりもキツく吸って。

「いっ…アッ…やぁ……ぁ…」

そんなLに彼女は肩をぎゅっと掴んで、途切れ途切れに質問をした。

「ちょっと…ここ…捜査、本部…でしょ……?」
「それが何か」
「何かって……その…こんなとこで……?」
「鍵は掛かってます。ここは私のプライベートルームで防音も効いてますから声も出していいですよ。問題ないでしょう」

――やめる気ないんだ……。
彼女は諦めたように、肩に置いた手をLの首に回した。
好きな相手が求めてくるのに、拒む事なんてよっぽどでない限りできない。それは彼女だけでなくLも同じ事だった。首に回された手が合図のように、Lは服を脱ぎ捨て、彼女に覆い被さった。
――またあの香りが鼻をくすぐる。
彼女の身体に印をつけながら、服のボタンを外していく。
上着を脱がせれば、綺麗な白い肌が露になる。そして慣れた仕草で彼女の胸を被っていたものを外した。何も着けていないその上半身を見て、Lの心臓はドクンと跳ね上がった。
Lはもう一度彼女の唇にキスをしながら、胸の柔らかい膨らみに手を通わすとビクンと彼女の身体が揺れた。
そしてそのまま触っている胸の突飛を指で掴む。

「ンッ!んん…んーっ」

キスをされているままなので、声が思う通りに出せなくてもどかしいのだろう。唇を離すと、ビクビクと震える。
突飛を触ったまま、もう一つの突飛をLは口に含み、吸ったり舐めたりを繰り返す。

「はぁ…あ…、やぁっ!あぁ…あっん、はぁ、ンッ…アッ」

頬を赤に染めて声を上げる彼女を見て、可愛くて、くすと笑いを零す。
空いてる手で彼女のスカートのホックを外し、これもまた器用に脱がせていく。
下着1枚になり、先に行為を進めようとした時に、彼女がLの胸に唇を寄せた。そしてそこに赤い印をつけた。

「はぁ…、そこなら…本部の人たちにも見られないでしょう?」

私だってLに自分を刻みたいのにLだけなんてズルイわ、なんて言って少し拗ねた顔を見せた。そんな顔も欲情を煽らせるだけなのに。
そんな彼女の額にちゅっと軽くキスをして、行為を再開した。
彼女の濡れているそこに手を伸ばした。

「やぁ…L……」

怯えた声を出しながらも、彼女の身体はLに慣れているために、もう随分濡れていた。
それを確認して優しく下着を脱がす。
そして彼女の秘部にはまだ挿れず、その周りを触り、愛液に指を濡らす。

「アッ!L……あぁ…あ、ん…ふ、ンッ…」
「大丈夫、怖くないでしょう…?貴女にここまで触れるのは、私しかいないんですから…」
「ふ…はぁ、そう…ね。Lだけだものね…」

額から瞼、頬に最後に唇に軽くキスを落として、彼女だけに見せるであろう、微笑みを見せて。そのLに綺麗な笑顔を返して。
彼女が安心したのを確認して、そこへ指を一本挿れる。

「ンアッ!ああっ、はぁっ…ああっ、…んあっ!…ふぅ、ンンッ、あはっ!」

慣れていた身体は、Lの指をすんなりと受け入れ、二本目の指も痛みは無いらしい。痛みよりも快感のほうが強いらしい。
やはりそこは感じる快感は特別らしく、甲高く可愛らしい声を出す。その声にさえ心臓は早く高鳴る。
もう限界だと、Lは彼女の中から指を抜いた。抜く仕草にも「ふあぁっ」という可愛い声を洩らした。指を濡らしていた愛液をペロッと舐めて、彼女の秘部に自身を宛がった。
さすがにそこではストップをかけた。

「L…ちょ、ちょっと待って…ね、もう少し…」
「もう、待てません……」
「名探偵なのに……?」
「…………」

名探偵だから、なんだというのだ。限界を我慢しろということなのか?いくら世界的な名探偵だからといっても、好きな女の前では所詮はただの男なのだ。我慢できるものとできないものがある。大体、ここでやめられるわけもない。
しかしここまで言われて黙っているわけにもいかない。絶対に彼女から求めさせてみせる。

「貴女は…これ以上我慢できるんですか…?……これでも……?」
「ゃぁんっ!やだ、や、L……っ!」

Lは彼女の秘部に顔を埋めて、そこを舐めた。溢れる愛液をぺろぺろと舐めて、舌をその中に入れた。
彼女は涙を零しながら、頭を振りながらLの頭を弱々しい力で押しやりその行為をやめさせようとしたが、Lはやめる気配はない。
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