おはなし

□永久の約束(サンゾロ前提オール,ななみ様リク)
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偉大なる航路をひた走るサウザント・サニー号。ルフィ率いる麦わらの一味は今日も、ひとつなぎの大秘宝を追って航海を続けている。

「んナぁミすうぁ〜〜んv ロビンちゅわぁあんv おやつですよ〜ぅ!!」
一味のコックであるサンジは、今日も麗しき女性たちにメロメロになりながら給仕をしていた。
「今日のリラックスおやつは、白玉あんみつパフェの抹茶風味でぇ〜す!さあ、召し上がれプリンセスv」
「ありがとサンジ君。」
オレンジの髪の航海士はにっこり笑ってそれを受け取った。
「ん幸せ〜〜〜っっ!!!」
「あら、昨日に引き続き、今日も和風なのね。珍しいわ」
上品にパフェを口に運びながら、黒髪の考古学者が言う。
「ロビンったら、そんなの聞くまでもないわよ。どうせまたゾロの奴が『和風も悪くねェ』とかいったんでしょ。そうよねサンジ君?」
ナミの言葉を聴いたサンジは図星とばかりに顔を赤くして口ごもった。
「な、ナミさん…っ//」
「ほんと、コックさんは彼に甘いのね。」
クスクス笑いながらロビンが言う。
「まったく妬けちゃうぐらいよね。ほら、私たちはいいから、とっとと愛しの大剣豪さまの所へそれもって行きなさいよ。」
「…っはい!」
ブロンドの髪からほんのり染まった耳を覗かせて去っていく後姿を、ナミとロビンは笑って見送った。
まだ、誰一人として、この後サンジの身に降りかかる忌まわしい出来事のことなど知りもしなかった…
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