おはなし
□甘い宴-夜-(サンゾロ,R18)
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格納庫の床に横たわったゾロは、鋭い射るような視線をサンジに向けている。戦闘の時に見せる魔獣の閃きが一瞬、サンジを怯ませる。
「強がってられんのも、今のうちだぜ?」
サンジは呟くと、しゅる、とネクタイを緩めてゾロの左耳に舌を這わせる。
「…っ!」
ゾロがびくりと震える。
ちろちろと舌で耳をなぞり、ピアスを歯で引っ張りながら甘噛みする。
「う…あぁっ」
「もうそんな声出しちゃって…ゾロ…耳、弱いもんな」
「るせ…っ耳元でしゃべんな…ぁ!」
サンジは耳から額、目尻、左目、頬へと順番にキスを落としながら、左手でゾロの上着をはだけ、指でくすぐるように胸の突起に触れる。
「っア…!!」
「ほら、もうこんなに立ってる…ゾロの身体、エロすぎ」
「違…っッ!」
ゾロは綺麗な背中を仰け反らせながら、快感に眉を寄せている。
サンジは水仕事でカサついた指でゾロの胸を刺激しながら、舌をほんのり紅く色づいた傷跡に這わせた。
「鷹の目の奴…俺の綺麗なゾロにこんな傷つけやがって……」
傷の上を埋め尽くすようにゾロの皮膚を強く吸い上げ、紅い所有跡を刻み付ける。
「…っサンジ!
も…は…やくして…ッ!」
ゾロの目尻にうっすらと涙が浮かんでいるのを見たサンジは、ゆっくりとボトムを下ろしてゾロのモノを取り出した。
ゾロのソレは、既に先端に蜜を溢している。
サンジがソレに触れると、ゾロはサンジの肩に爪をたてながら小さく喘いだ。
「…ゾロ、俺に触ってほしい?」
内腿を軽く撫でながらのサンジの問いかけに、ゾロはふるふると首をふって答える。
「ほし…っ…サンジ…っ!」
「…じゃあ俺も、ゾロにしてもらってもいい?」
サンジは自らのボトムから既に半勃ちとなったモノを取り出して、横たわったゾロの顔面にそれを晒した。
そして、自分もゾロのソレを手にとると、やわやわと揉みしだいて刺激を与えてやる。
「っあ、あ、さ…んじっ…きもちい…ッ!」
「こらゾロ、口がお留守だぞ?」
ゾロは、はっはっと喘ぎながらも素直にサンジのそれをくわえ込むと、ゆっくりと口を動かしはじめた。
「…っやべ、ゾロ…すげぇ気持ちい…
早くしねェと俺…持たないかも」
サンジは舌でゾロのモノを舐め上げながら、手を回して、ゾロの後ろの孔にねっとりとなぶった指を這わせた。
ゾロがサンジのモノから口を離し、腰を浮かせて一際高い声で鳴く。
サンジは指を孔に差し入れながら、じゅる
り、とゾロのたっぷりと濡れたモノを吸い上げる。
「あ…うァぁ…っ…!!!
サンジい…っ!!」
ゾロの先端から、白濁した液がどろりと流れ出す。サンジはそれを手のひらで掬い上げると、まだびくんびくんと震えているゾロの身体をひっくり返してうつ伏せにした。
掬い上げた精液をたっぷりと孔になすりつけながら、指を一本、二本、三本…と出し入れして動かす。
「ひャ…あ…ぁ…んっ…あ!」
達したばかりのゾロはその刺激にされるがままに声をあげてよがっている。
「ゾロ…俺…も、限界…っ!」
サンジは指を引き抜くと、膨張した自らをゾロの後孔に挿入した。