理想と真実
□ジムリーダー・アロエ
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「良く来たね。私がこの博物館の館長であり、ジムリーダーのアロエだよ」
「私は、トウコです。
よろしくお願いします!」
バトルフィールドを挟んで立ち、バトル前の礼儀としてお互いに挨拶をした。
「それでは、これよりジムリーダー・アロエvsチャレンジャー・トウコによるバトルを始めます!」
審判の男性が宣言した後、ルール説明をする。
「使用ポケモンは二体、チャレンジャーのみ交代は自由です。
どちらかが二体とも戦闘不能になった時点でバトルは終了です。それでは、始め!」
「分かりました。
じゃあ、最初は頼んだわよ、ミジュマ…」
トウコはまず最初にミジュマルをバトルに出そうとしたが……
「ゲッキ!」
ダゲキがフィールドに出てしまった。
「あっ!ちょっと、ダゲキ…」
「ダゲキか…相性は不利だけど不足はなしだよ!いきなっ、ハーデリア!」
アロエが出したのはヨーテリーの進化系であるハーデリア。
「いくよハーデリア、とっしん!」
「仕方ない!ダゲキ、ローキックで向かえうって!」
トウコはダゲキは二体目として使うつもりだったが、仕方なくそのままバトルを行うことに。
ハーデリアのとっしんとダゲキのローキックがぶつかった。
ローキックが勢い勝ちをし、ハーデリアが飛ばされた。
「ダゲキ、もう一度ローキック!」
「ハーデリア、かわしな!」
効果は抜群だったが、ハーデリアはすぐに凛と体制を立て直し、ローキックをかわした。
「かみつく!」
ハーデリアのかみつくがダゲキに命中した。
「ダゲキ!」
格闘タイプのダゲキにかみつくは効果は今一つ。
ダゲキはすぐにトウコの呼び掛けに答えた。
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