理想と真実
□ジムリーダー・アロエ
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「…まさか…これは……」
ミジュマルの体が光を放ちつつ、大きくなる。
やがてその光がはれると……
「フタチ!」
「ミジュマルが…進化した!」
ミジュマルはフタチマルへと進化したのだ。
「まさか進化するとはね……けど、すでにかなりのダメージを受けているはずだよ。ミルホッグ、かみくだく!」
フタチマルはミルホッグを水を纏ったホタチでむかえうった。
「今のは…シェルブレード?」
「フタチ!」
フタチマルは頷いた。
「よし、フタチマル、もう一度シェルブレード!」
「ミルホッグ、かみくだく!」
フタチマルとミルホッグの技か激突した。
二匹は互いに背を向けている。
少しの間の後に倒れたのは……
「ミルホッグ!」
ミルホッグはふらつき始め、力尽きたように目を回して倒れた。
「ミルホッグ、戦闘不能!フタチマルの勝ち!
よって勝者、チャレンジャー・トウコ!」
審判が高らかに判定を言った。
特性げきりゅうとしんぴのしずくでシェルブレードの威力がかなり上がっていたのだ。
「凄いわ、フタチマル!本当にすごく頑張ったわね!」
トウコはたまらずフタチマルを抱き上げた。
フタチマルはふらふらだったが、嬉しそうに鳴いた。
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