理想と真実
□ジムリーダー・アロエ
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「とっしん!」
「ダゲキ、かわして!」
トウコが指示を出したが、さっきのかみつくで怯んだのか、避けるのが遅れ、今度のとっしんは諸に受けてしまった。
「ダゲキ、大丈夫!?」
倒れたがすぐにダゲキは起き上がった。
「ハーデリア、ふるいたてる!」
ふるいたてるは自分の攻撃ととくこうを上げる技。
「決めるよ、ハーデリア、とっしん!」
「ダゲキ、かわして!」
ダゲキはギリギリハーデリアをかわした。
「ダゲキ、気合いだめ!」
気合いだめは相手の急所にあたりやすくなる技。
「ダゲキ、ローキック!」
「ハーデリア、とっしん!」
また、ダゲキとハーデリアがぶつかり合う。
「ダゲキ、そのまま二度げり!」
「なっ!?避けな、ハーデリア!」
しかし、二匹の距離はとても近くハーデリアは二度げりを二回とも受け、目を回して倒れた。
「ハーデリア!」
「ハーデリア、戦闘不能!ダゲキの勝ち!」
「やったー!ありがとう、ダゲキ!!」
「ハーデリア、ゆっくり休みな…中々やるじゃないか。
でも、次はそうは行かないよ、頼んだよ、ミルホッグ!」
ハーデリアをボールに戻し、今度はミルホッグを出した。
「ダゲキ、まだ頑張れる?」
ダゲキは頷いた。
「ミルホッグ、催眠術!」
「まずい、かわして、ダゲキ!」
ダゲキは何とか催眠術を受けずにすんだ。
「ダゲキ、ローキック!」
「かわしてかたきうち!」
ミルホッグのかたきうちがダゲキに直撃した。
「ダゲキ!」
ダゲキは何とか起き上がろうとしたが、力尽きたように目を回して倒れた。
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