理想と真実
□初めの一歩と出会い
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ポケモンをもらったトウコ達は、ベルの提案により部屋の中でバトルを始めた。
ドカーン!バキーン!ドタドタ!ドカッ!バキッ!
「ふぇぇ…大丈夫、ポカブ?」
ベルはトウコにバトルを挑んだが、結果はトウコの勝ちだ。
「トウコ、ベル…回りを見れば?」
2人のバトルを見ていたチェレンがため息をついて言った。
見ると、トウコの部屋は無惨にぐちゃぐちゃになっていた…
「いやぁぁぁ、私の部屋がー!」
トウコは思わず叫んだ。
「ふわぁ、すごーい!ポケモンってこんかに力あるんだね」
ベルのマイペースな発言に、トウコとチェレンはずっこけた。
「…ベル、そうじゃないでしょ……」
「あっ!ゴメンね、トウコ」
「全く君は…ほらポケモンを回復してあげないと……ミジュマルも」
チェレンはトウコとベルのミジュマルとポカブを回復してくれた。
「ねぇ、チェレンもバトルやってみたら?
チェレンは私みたいにこんなめちゃくちゃにしないで戦えるよね!」
「ちょっと、ベル」
「そうだね…何より君たちだけバトルを楽しむのはフェアじゃないよね。
ボクが君の強さを引き出すからね、ツタージャ!」
「タージャ!」
「だから、私の部屋でバトルしないでー!」
またもや、トウコの叫びむなしく、チェレンとバトルするはめに……
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