理想と真実
□シッポウシティと新たな仲間
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「へぇ…ここがシッポウシティか」
トウコはシッポウシティに到着し、街の様子を眺めていた。
シッポウシティは100年前の倉庫が再利用された町で芸術家が集まる町とも言われている。
「あっ!チェレン!」
「! トウコ」
シッポウシティのポケモンセンター前でチェレンと遭遇した。
「チェレンはもうジム戦はやったの?」
「いや、もうちょっとツタージャ達を鍛えてから挑むよ。
あっ!良かったらこれを持っていきなよ」
チェレンはトウコにカゴのみを渡した。
「ありがとう、チェレン」
「それと、この町のジムリーダーはノーマルタイプを使うから格闘タイプのポケモンがいたら有利だよ」
チェレンはそれだけ言い終えるとまたねと言って去っていった。
「……少しジムの中を見てみようかな」
トウコはジムに向かい、少しだけ中を見ようと入ろうとしたら……
ドンッ!!
「あっ!ごめんなさい!」
誰かとぶつかってしまい、慌ててトウコは頭を下げた。
「! 君は……」
「あぁっ!」
トウコが驚いた声をあげた。
「どうしてNがここに!?」
そうトウコはNとぶつかってしまったのだ。
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