短編２
□温和な人ほどキレると恐い
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それはとある日の総合研究所でのことだった。
総合研究所にはリライブホールのダークポケモンの様子を見にレオ、ミレイ、マサの三人やって来ていた。
「お邪魔するね、リュウト君」
「こんにちは、レオさん、ミレイさん。
あれ？マサさんも来るなんて珍しいですね」
出迎えに来たリュウトが珍しくマサもいることに気付いた。
「あぁ、ちょっとリライブホールでのダークポケモンのリライブの様子を見たくてな」
「クレイン所長が今リライブホールにいます」
レオ達は、リライブホールがある所に向かった。
「クレイン所長、レオさん達が来ましたよ」
「あぁ、レオ君、ミレイちゃん………………マサ君、よく来たね」
「何でオレ呼ぶときだけ間があんの？」
マサはいつもパイラタウンにいるため、滅多に研究所に来ない。
その為かクレインを始めとした総合研究所の人達はレオとミレイはすぐわかるが、マサは顔と名前が出てこないことがしばしばである。
「ダークポケモンのリライブゲージの進行は好調だよ
今日中にはリライブは完了すると思う」
マサの疑問を綺麗に無視したクレインが穏やかな笑みを浮かべて言った。
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